海外資産運用にWISEのマルチカレンシー口座は必須
どうもグローバル賃金研究所のテムジンです。
今回はWISEを利用した海外送金についてまとめてみよと思います。
テムジンはタイ在住ですが、タイは外国へ資金送金するのに厳しい規制があるためタイ国内には最低限のお金しか保有していません。
そこで大きな買い物をする時など、海外で運用している資産をタイ国内に送金する必要があります。
ところが海外の銀行や証券会社からタイの銀行に送金すると、
・時間がかかる
・手数料が高い
・そもそもオンライン送金が出来ない
などのデメリットがありました。
特に海外の証券口座は、
現地の銀行口座に出金するのはオンライン送金で簡単に出来るのですが、
居住国の銀行に出金する場合は、電話やメールで資金の出金目的などのやりとりが必要であったりと非常にめんどくさいです。そして居住国以外には出金できないことがあります。
そういうことなので、現地の銀行口座が欲しくなります。
しかしながら住んでいない国、ビザがない国で銀行口座を開くのはかなり難しくなっています。
タイ移住してからタイに送金出来ず、自分のお金が
つかえねぇ〜〜〜
という状態でした。
ところがまたもやX(旧Twitter)で、
WiseでNZの銀行口座情報を取得でき、NZ→日本の送金が簡単、
Wiseで日本から留学先の銀行に簡単に送金できた、
Wiseの手数料が安かった、
Wiseの送金からの着金がめっちゃ早かった、
というような情報が流れてきました。
気になって調べてみるとWISEにはマルチカレンシー口座というのがあり、現地通貨を国内送金で受け取り、その資金を目的地の現地銀行に国内送金できるというサービスがあるとのこと。
まずはアメリカの銀行口座情報取得してみました。最初に少額(アメリカは20$)の入金が必要になるとのことです。クレジットカードで入金できるので、手数料込みの20.32$払って入金してみました。
すると即座に情報が反映されて、お客様の口座情報を取得できました。
次にアメリカの証券会社の出金先として、このWISEの銀行口座情報を登録しました。
テムジンはIB証券を利用しているのですが、WISEと提携しており、月1回は無料で出金出来ます。出金手数料無料はありがたいです。
登録が完了するとあとは送金金額を入力し、確認ボタンを押せば送金完了。携帯で送金指示が出せるので楽ちんです。
試しにIB証券から8000$をWISEに出金してみました。
3日でWISEの口座に入金され、そのお金をタイの銀行に送金すると翌日に着金という流れでした。
合わせて4日間かかるので仮想通貨と比べると送金にはやはり時間がかかるなという印象。
では手数料はというと、WISEの手数料は0.59%と格安。
為替はミッドマーケットレートで両替されているので、為替手数料は無料と素晴らしい。
テムジンは香港とシンガポールにも証券口座があるのでWISEと連携する予定です。
これで海外資産の送金がオンラインで指示することができるようになり、随分と簡単になります。
マルチカレンシー口座(タイ国登録)の特徴についてまとめると
・22カ国の口座情報が取得、40種類の通貨を保有、両替、160の国と地域に送金可能
・格安の送金手数料、無料の為替手数料、年会費なし
・WISEアプリで簡単操作
・デメリットはWISEで保有している資金に利息がつかない
以上です。みなさまの海外資産運用のお役に立てれば嬉しいです。
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