どうもグローバル賃金研究所のテムジンです。
プーケットに引っ越してもうすぐ9ヶ月経とうとしています。
バンコクで生活していた時よりも快適に感じています。さらに生活にかかるコストも大幅に削減できています。
今のところプーケット移住は成功といったところでしょうか。
昨年末、バンコクに住む友人がプーケットに遊びに来てくれました。
そこでプーケットでのおおよその生活費を話したところ、想像以上に安かったらしく、特に学費が安いので数年以内にプーケットでFIREをすることも選択肢としてありかもという話になりました。
今回はその時に話した生活コストについてまとめてみよう思います。前提は4人家族(夫、妻、子供2人)です。
①住居費
富裕層に人気なのはバンタオビーチのあるラグーナ地区や南のラワイ地区です。おしゃれな地域ですが、すべてにおいて値段が高いので資産10億円以上の超富裕層でない限りおすすめしないです。
おすすめは、プーケットタウンの辺りか、カトー地区です。ここはプーケットの中心に位置し、地元人たちも多く住んでおり、テスコ、ビックC、セントラル系のデパートなどがあり便利です。そして住居やレストランなどが基本的に安いです。
こんな物件がありました。近くにセントラルがあり便利です。
僕の住んでいるコンドも160m2の2ベットルームが25000バーツ(約87500円)で賃貸に出ています。
60m2の2ベットルームであれば9000バーツで借りられますが、さすがにそれは狭いのでおすすめしないです。
25000バーツの予算である程度のところには住めると思います。
②学費
子育て世代にとって1番の出費は学費ではないでしょうか。
バンコクに住んでいた頃、インターナショナルスクールや日本人学校に通わす学費が高くて日本に帰国する方々をたくさんみてきました。
もちろんプーケットでもインターの学費はそこそこ高いです。安くても一人あたり年間約30万バーツ(約100万円)ぐらいは必要になります。高いとこだとその2倍以上はします。
ところがここプーケットでは、Kajonkietグループが格安で英語の私立学校(EP School)を運営しています。
教育水準は高いようで英語とタイ語を学ぶのであれば十分です。プーケットのタイ人富裕層も子弟をここに通わせているようです。
プーケットタウンから車で10分程度のシャロン地区にあるKajonkiet Pattana Schoolだと小学生高学年でも年間7万バーツ以下です。
プーケット在住のある日本人家族の方は、中学までKajonkietの私立学校(EP School)に入れて、アメリカやイギリスの大学への進学を視野にインターに転校させたとのことでした。
転校後はインターの英語の授業に問題なくついていくことが出来て、タイ語はインターに在籍しているタイ人よりも上手だったそうです。
もちろん私立学校(EP School)でも学生ビザは発行してもらえるとのことでした(学校に要確認)。
③年間の生活費まとめ(単位はBaht)
贅沢をすれば生活費はいくらでも必要ですが、EPスクールに通い、ある程度質素に生活したと想定して年間のおおよその生活を概算してみます。
住居費 300000 (25000×12ヶ月)
水道光熱費 24000 (2000×12ヶ月)
学費 140000
通信費 19200 (携帯:500×2台、自宅Wifi:600)
ガソリン代 24000 (月2回給油)
任意保険 16000
食費 240000 (基本自炊+たまにデリバリー)
雑費 100000 (娯楽や付き合いなど)
合計 870200
日本円で約300万円(1バーツ3.5円で計算)ぐらいです。
もちろんあくまでもこれは最低の生活費です。贅沢をしたり、学校をインターナショナルスクールにするとさらにコストは上がります。
でも約300万円で英語の教育が受けられ、広い部屋に住めると考えればどうでしょうか?
コンドミニアムにはプールやジムもついていて、毎日泳いだり、筋トレしたり出来ます。
僕たちのコンドミニアムは卓球台もあるので、最近卓球にハマっています。
お金をかけて贅沢をしなくても毎日楽しく過ごせていますよ。
④FIREするための必要資産額
バンコク駐在の友人は資産5000万円で十分FIRE可能だと言っていました。
もちろん退職後もYouTubuやブログで稼ぐつもりです。他にもいろんな収入を考えているようでした。
ここではかなり慎重に配当金だけで生活することを前提に考えてみます。
なぜかというと僕自身配当金だけで生活費を賄えるようになってから、お金の心配がなくなったからです。
生活資金を工面するために資産の売却をする必要があると、毎日の株価の変動に一喜一憂してしまいかなり疲れます。なんのためにFIREしたのかわからなくなります。
⭐️投資先は単純にするため米国株オンリーにします。
タイとアメリカは租税条約を結んでいるため、配当金に15%の税金がかかります。
⭐️配当金をもらった翌年に送金するとします。(配当金をもらった同一年度内にタイ国内に送金しなければ、タイ側では税金はかかりません。)
⭐️平均配当利回りは2%とします。
必要資産額 = 年間の生活費 ÷(1-税金)÷ 配当利回り
= 約17650万円
計算上、1億7650万円となりました。
投資上級者で年間の平均利回り10%は軽く達成できるという方はもっと必要資産額は少なくて済みます。
でも僕は念の為これぐらいはあったほうがいいのではないかと思っています。
みなさんはどうお考えでしょうか、コメント頂けたら嬉しいです。
アンダマン海の真珠と呼ばれるプーケットで憧れのFIRE生活を目指してみませんか?
欧米人に曰く、ハワイよりプーケットの方がリラックス出来るようです。
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